⑤植込ブラシの毛材配列について

植込ブラシの毛材配列について

ブラシ毛材の配列は並列・千鳥など種々ございます。配列により毛量の多少がありブラシとしての役割効果も随分違います。

①並列植

植込技術 植込台 並列①並列植は平面の板状に多い植え方で、植込穴が縦横に規則正しく並んでいます。ロールブラシは毛材間にすき間ができ、毛の当たらない部分もございます。搬送ローラーなどに向いています。

②千鳥植

植込技術 植込台 千鳥②千鳥植は並列植えより毛材密度が高い植え方です。毛材間の隙間がなくなり洗浄ムラの心配がございません。

③千鳥崩し植

植込技術 植込台 千鳥崩し写真植込技術 植込台 千鳥崩し配列③「千鳥崩し植」は毛材の隙間が重なり合うことにより、長手方向にブラシ毛材の隙間が無いため洗浄ムラができません。

④ダブルスパイラル植・スパイラル植

植込技術 植込台 ダブルスパイラル写真植込技術 植込台 スパイラル写真④ブラッシング清掃のチリや埃の洗浄清掃物を、ロールブラシの両外側に払い出す効果がございます。
ダブルスパイラル植
中央部から左右に洗浄物を両側に払い出します。
●スパイラル植
片側から螺旋状に植えています。

⑤格子植

円盤上のブラシを回転させた場合、毛材の配列方法により洗浄・清掃できない部位が発生します。左のイラストのようにブラシ毛材が当たらない部位がある為、汚れも落ちにくく、ブラッシング作業の時間もかかってしまいます。
(左)普通の植え方・・ブラシが回転しても毛材の当たらない部位が発生
(右)格子植・・規則正しく配列されたブラシ毛材が、回転することにより各々のブラッシング部位が重なり、ブラシの当たらない空白部分が発生しません。

植込技術 植込台 格子①植込技術 植込台 格子③植込技術 植込台 格子②植込技術 植込台 格子④

参考資料
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